ギター初心者の誰もが一度は通る最大の壁
『Fコード』
こんなアドバイスは、よく聞くものの…
指痛いし、音が全然キレイに鳴らない…
もう無理かも…

このFコードが原因で…
ギターを辞めてしまう人も少なくありません。
でも、安心してください。
あなたがFコードで挫折しかけているのは、
才能や手の大きさが理由ではありません。
Fコードだけに限らず、ギターを弾く際の
”根本的な考え方”を見直すだけで…
簡単に劇的な変化が起こります。
えっ!?…勝手にかっこいい形になってる

この記事では…
Fコードと戦う初心者ギタリストに向けて
「脱力」という新しい視点から、Fコードの壁を
乗り越えるための練習方法を解説します。
この記事を読み終える頃には…
「Fコードを押さえる」呪縛から解放され、
ギター演奏に変化が生まれるかもしれません。
Fコードが弾けない3つの理由

姿勢が悪くフォームに再現性がない
あなたはギターを弾く時の姿勢について
次のようなことに気をつけていますか?
- 背筋を伸ばす(猫背にならない)
- 体に対してギターを斜に構える
- 肘の角度は90°を目安にする
- 手首を曲げすぎない
姿勢が悪いと楽に弾けないどころか…
フォームの再現性がなくなってしまいます。
”昨日は弾けたのに”…なんてことにも
なりかねません。
自分の基本フォームを理解することが
練習の再現性を高めるために重要です。
弦を”締めず”に”押さえて”しまっている
私は、”弦を押さえる“という概念そのものが、
初心者のFコードを難しくさせていると
考えています。
私が考える「押弦」とは…
弦を押さえずに「締める」こと
この意識が、Fコードだけではなく、
ギター演奏の大切なポイントだと思います。
そのために必須なこと…
徹底した「脱力」です。
後半の項目で、Fコードの脱力練習法を
詳しく解説しています。
コードの形を作りすぎている
空中でFコードの形をガチガチに作ってから
ネックに押しつけていませんか?
指の形や力の意識を一度忘れて…
「手がギターに変形される」イメージを
持ってください。
Fコードのフォーム全体でウェーブのように
力を流す「締め方」を実現するためにも
やはり「脱力」が重要なポイントになります。
Fコードを「順に締める」感覚を次の項目の
脱力練習法から感じてみて下さい。
ギター初心者脱出!?脱力練習法

脱力について
指の脱力
手をパーに開いてから、一気に脱力した形が
指の脱力の基本形になります。
その形のまま…
各指の付け根(第三関節)の角度をキープ

支点
人差し指の付け根と第二関節の中間部分を
ネック下のエッジにつけます。
この部分がフォームの「支点」となります。

手首の脱力とターンについて
左腕を前に伸ばして、お化けのポーズのように
手首を下に脱力して曲げます。
脱力したままの手首をネック下部の支点に当てて
前腕の外旋で自然に背屈(ターン)します。



前腕の外旋につられた「脱力した手首」が、
軽く持ち上がるように背屈すると思います。
この手首のターンの方法で任意の弦に
人差し指を向かわせる(全体の調整)と…
「人差し指の外側で弦が締まる感覚」が
分かると思います。
もしも、弦が締まらない場合は…
手首だけを回旋させているはずです。
前腕を外旋させる意識を持ちましょう。
「前腕の外旋で手首が返る感覚」は、
脱力していないと分かりません。
セーハで1〜6弦を”締める”練習

先ほどと同様にセーハ(バレーコード)で
弦を締める練習を行います。
前腕の外旋で手首が持ち上がり
人差し指の外側が引き下げられる様に
弦が締まっていくはずです。
実際の演奏時は…
ここまで大きく手首を返すことはありません。
しかし、この練習で脱力と弦を締める感覚を
感じることができるはずです。
弦を「押さえる」感覚が…
「締める」に変わりましたか?
Fフォームの「中指・薬指・小指」

先ほどの人差し指がセーハに至る動作の過程で
残りの指を目的のポジションに着地させます。
個別に指を動かすわけではありません。
一つの動きの中で、指を順番に弦へと
“引っ掛けていくイメージ“を持ってください。
一つの動きの通過点として、手全体で
弦に指を置いていく動きをサポートします。
Fコードの締め方

各指がポジションに着地したら…
「前腕の動きを軽く内旋」に切り返します。
内旋により、引き下げられる人差し指と
残りの指のベクトルが引き合います。
この動きは、よくあるFコードのアドバイス
「テコの原理」に近いかもしれません。
この作用で、指や手首を脱力している状態でも
強力に弦を締めることが可能になります。
”フッ”…と緩めれば、すぐに脱力の
基本フォームに戻ります。
この動きを連続的に行うことが、
運指やコードチェンジのコツに繋がります。
是非、チャレンジしてみてくださいね。
右手強化も「脱力」がコツ!?
どうしてもFコードが鳴らない人は…

セーハ(バレーコード)

セーハ(バレーコード)とは…
人差し指ですべての弦を同時に押さえた
コードのことです。
Fコードの難点は、このセーハにあります。
人差し指全体に力を込めて
「挟み込む(押し込む)意識」が
生まれやすいのです。
上図を見てください。
人差し指の音が実際に鳴っている弦の場所は…
1、2、6弦だけです。
どうしても…
Fコードが抑えられない…
セーハがうまくできない…
そんな時は、次の回避策で成功体験を
Fコード攻略の足掛かりにしてください。
Fコードに苦戦した時の回避策
簡単な形で”Fの響きを鳴らせた!”…という
成功体験を感じてみましょう。
脱力して弦をフォーム全体で
締めるイメージを掴めれば…
セーハやFコードもクリアできるはずです。
F省略形①: セーハ省略フォーム

よくあるパワーコードに
中指を加えたフォームです。
Fコード(セーハ)が弾けない場合でも、
1〜2弦を弾かない意識を持てば簡単ですよね。

1〜2弦に人差し指の腹が触れていてもOK
この音が出ない(押さえられていない)状態は、
左手ミュートの感覚を掴む練習にもなります。
F省略形②: 6弦親指ミュートフォーム

Cのようにネックと握手するような握り方
「ロックフォーム」にすることで、
本来、Fコードのセーハで押さえる1、2、6弦を
親指と人差し指で押さえます。

FフォームよりもCフォームに近いので、
Fコードのイメージとは少し異なりますが、
最もよく使われるFコードの省略形です。
親指を抱え込んで6弦に被せるスタイルは、
低音弦のミュートや分数コードなどの
ルート以外の最低音を弾く練習にもなります。
ギターFコードの次の壁

曲をスムーズに弾くために
Fコードが押さえられるようになったら、
いよいよ曲に挑戦ですね。
しかし…
ここでも多くの人がコードチェンジという
問題に直面します。
スムーズなコードチェンジができないと
曲に合わせて弾くことができません。
このコードチェンジでも、「脱力」が
解決のヒントになるかもしれません。
是非、次の記事も参考にしてください。
▷ コードチェンジが楽になる脱力練習法
最初の「癖」を将来の「壁」にしない
あなたも将来、新しい奏法やスタイルに
挑戦する時がやってくると思います。
その時に”自分の癖を抜く”ことが
困難であることを痛感すると思います。
基礎〜応用を繰り返すのが上達の道
癖のない「基礎に戻れる」ことが
さまざまな応用の土台になります。
どうしても我流で極めようとすると
自分の癖が強くなってしまうのです。
私は、初心者のうちに、音楽教室で
プロ講師にフォームを見てもらうことを
おすすめしています。
無料体験やオンラインでの受講で
上達の基礎作りを検討してみてください。
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ギターFコード練習「よくある質問」

手が小さいとFコードは不利?
押さえられない原因は、”指の長さ”ではなく
手首の角度やギターの構え方であることが
よくある原因です。
ネックを少し立てて高く構えたり、
ストラップを短く調整したりするだけで
驚くほど楽に押さえられることがあります。
実は…
私も手がとても小さいのです。
こちらの記事も参考にしてみてください。
▷ 左手のばたつき防止と高速化のコツ
Fコードが出てこない曲は?
あいみょんの「マリーゴールド」など
カポタストを使うことで簡単に
演奏できる曲がたくさんがあります。
今後の演奏のためにも、カポを
購入していても損はありません。
カポについてはこちらの記事から
▷ ライラック完コピ!?ギターカポおすすめ3選
アコギとエレキでFの難易度は違う?
弦が細く、弦高(弦と指板の距離)も低い
エレキギターの方が、アコギよりも
Fコードは格段に押さえやすいです。
もしアコギで挫折しかけているなら、
エレキギターを試すのも手かもしれませんね。
こちらの記事を参考にしてみてください。
▷ エレキ「形」診断|タイプ別おすすめモデル





