2023年の秋ドラマ
TBS系列で絶賛放映中の日曜劇場新ドラマ
「下剋上球児」
このドラマの注目ポイント
ストーリーやキャストだけではありません。
ファミリーマートが作品の中に登場することに気が付きましたか?
「ファミチキください」というセリフに
驚いた方も多いのでは無いでしょうか。
このようなマーケティング手法を…
プロダクトプレイスメントといいます。
- 球児達(学生)とファミマの親和性
- ストーリーに没頭させる日常の親近感
プロダクトプレイスメントから、新しいテレビ広告の未来を感じます。
今回は、ドラマ「下剋上球児」と共に
プロダクトプレイスメントについて紹介します。
ドラマ下剋上球児について
タイトル・放送日時
TBS日曜劇場
「下剋上球児」
毎週日曜よる9時
TBS系列で絶賛放映中
ストーリー
弱小野球部のサクセスストーリーを通して、教育や家庭が抱える問題を描くヒューマンエンターテインメント。
下剋上球児の公式HP
下剋上球児に登場するファミマ
実在の企業や商品名がドラマに登場
下剋上球児の世界には、実際の企業や商品名がセリフやセットとして登場します。
第1話では
「イオンモール」や「ファミチキ」
という単語も登場しました。
エンドクレジットにセット協力として表記されているファミリーマート。
実際のセットとしてファミマが登場します。
お笑い芸人コットンのきょんさんが、ファミリーマートの店長(役名:青沼健太)として味のある演技を見せているのも注目です。
日常生活で馴染みがあるファミリーマートが作品に登場することで、とても親近感がありますよね。
プロダクトプレイスメント
下剋上球児の「ファミリーマート」のように
実際の企業名やサービス、商品を作品に登場させるマーケティング手法を…
プロダクトプレイスメントといいます。
プロダクトプレイスメントのメリット
テレビドラマにおける最大のメリットは
物語の親和性や共感による広告効果です。
日常に溶け込んだ広告は、違和感なく視聴者の目に届きます。
そして、物語への没入感や感情移入が、企業イメージの向上や購買意欲に繋がるのです。
プロダクトプレイスメントのリスク
テレビドラマのプロダクトプレイスメントは、時に通常CM以上のリスクがあると考えられます。
- 物語の世界観、進行との両立が難しい
- キャストの不祥事によるマイナス効果
- ステマ規制の扱い
物語の重要シーンは、プロダクトプレイスメントの広告効果(価格)が高い場面であると想像できます。
物語の進行とプロダクトプレイスメントのバランス感覚が脚本や演出に問われることになります。
テレビ広告の未来?
有料動画配信サービスでは、CMをスキップできますよね。
CMへの抵抗感もテレビ離れの要因となっているのではないでしょうか。
作品に溶け込みながらも存在感をアピールできるプロダクトプレイスメントこそテレビ広告の未来となるのでしょうか。
プロダクトプレイスメントの事例
日本のアニメにもプロダクトプレイスメントは、数多く採用されています。
大ヒットアニメ映画
「君の名は。」
有名メーカーのペットボトル飲料や
缶コーヒーが話題を集めました。
下剋上球児とファミマのまとめ
ドラマ「下剋上球児」と
作品内に登場するファミリーマート。
ドラマの面白さと共にプロダクトプレイスメントの可能性を感じます。
作品のどの部分にファミリーマートが登場するのかも目が離せませんね。
ドラマ「下剋上球児」と共に、テレビを支える製作陣にもエールを送りましょう。