【ギター初心者向け】スライド音の雰囲気が変わる「脱力スライド」のコツ

【ギター初心者向け】スライド音の雰囲気が変わる「脱力スライド」のコツ Guitar Lesson
Guitar Lesson
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なんかスライド音が、わざとらしい…

ギタリストのギターから「・・・」の吹き出しが出ている画像

そう悩んだことありませんか?

スライド』は、ギター演奏には
必須の演奏テクニック

しかし、このスライドを表現力豊かに
演奏することはとても難しいですよね。

演奏中は「上手く弾けた」と思っても、
録音した音を聞くと…

ナチュラルに聞こえない

…と感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、音の雰囲気を劇的に変える
脱力スライド』を紹介したいと思います。

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ギターのスライドがわざとらしい?

鼻が長い木製人形

その悩み、「力み」が原因です

スライドの「わざとらしさ

その原因は…
力み』と『手首と指の同期

力みから手首と指が同期することで、
スライドの始まりと終わりの音の輪郭が
はっきりしすぎてしまうのです。

意識的に”弾こう”と思うのではなく、
結果的に”弾けている”…という状態こそが、
わざとらしさ払拭のポイントになります。

大切なことは『脱力』です。

悪いスライドの例「手首と指の同期」

3弦の8Fから10Fまでスライドアップ

GeminiNanoBananaでAI加工した「悪いスライド例(手首と指の同期:3弦8F)」の画像

指・手首が同期している

GeminiNanoBananaでAI加工した「悪いスライド例(手首と指の同期:3弦10F)」の画像

音の雰囲気が変わる|脱力スライド

レスポールギターを持っている男性

まずは「脱力フィンガリング」から

スライドを脱力して行うためには、
フィンガリング自体も『脱力』が必要です。

弦を”締めず”に”押している”
ネック(弦)を強く握りすぎてしまう

そんな感覚が抜けない方は、
まずはこちらの記事を参考にしてください。

キレを生み出す「フィンガースライド」

力みは厳禁ですが…
キビキビとした動きのスライドも
キレを生み出す大切な要素です。

スライドのキレ(緩急)は、手全体ではなく
指を走らせることで操作します。

短い高速スライド以外にも、後半で紹介する
脱力スライドでも役に立ちます。

今回は、2F分の短いスライドを例に
フィンガースライドの練習を紹介します。

3弦の8Fから10Fまでスライドアップ

GeminiNanoBananaでAI加工した「高速(フィンガー)スライド例(3弦8F:スライド開始箇所)」の画像

手首の背屈をリリースして
指だけを走らせる

GeminiNanoBananaでAI加工した「高速(フィンガー)スライド例(3弦10F:スライド)」の画像

8Fまでスライドダウン
手首を背屈して指を引き戻す

GeminiNanoBananaでAI加工した「高速(フィンガー)スライド例(3弦8F:スライドダウン)」の画像

指自体で操作せずに”手首で”
指を走らせてください。

脱力した手首が、前腕の回旋で
背屈からリリースされることで
指だけが走り、キレのある
フィンガースライドが実現します。

短いスライド以外でも…
スライド時の緩急による
ダイナミクス表現に効果的です。

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脱力したフィンガリングも
練習してみてください↓↓
脱力フィンガリングの記事
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雰囲気が激変!「脱力スライド」

脱力した手首を先行して動かすことで、
指が遅れてついてくるような自然な
スライドが身につきます。

指ではなく「手首」から始動することで、
音の頭がわずかに遅れ、Rの発音のような、
自然な”タメ”が生まれます。

この”タメ”こそが、表現力の源泉であり、
演奏の雰囲気を変えてくれます。

先ほどと同じように…
2F分の短いスライドを例に紹介します。

3弦の8Fから10Fまでスライドアップ

GeminiNanoBananaでAI加工した「脱力スライド例(3弦8F:スライド開始箇所)」の画像

脱力した手首を先行(背屈)

GeminiNanoBananaでAI加工した「脱力スライド例(手首先行)」の説明画像

目的のフレット間際でフィンガースライド

GeminiNanoBananaでAI加工した「脱力スライド例(高速スライド)」を混ぜる説明画像

3弦の10Fから8Fまでスライドダウン

GeminiNanoBananaでAI加工した「脱力スライド例(3弦8F:スライドダウン開始箇所)」の画像

脱力した手首を先行(背屈を戻す)

GeminiNanoBananaでAI加工した「脱力スライド例(スライドダウン時の手首先行)」の説明画像

目的のフレット間際でフィンガースライド

GeminiNanoBananaでAI加工した「脱力スライド例(3弦8F:スライドダウン)」の高速スライドの混ぜ方を説明した画像

脱力した手首を前腕の回旋で
背屈させる動きから
スライドをスタート

あくまで、指を操作せずに
”手首で”指を操作してください。

指が遅れてついてくる感覚が
ヒントになります。

先ほどのフィンガースライドを
ミックスすることで表現力の
幅がさらに広がります。

いろいろなリズムパターンで
手首を先行させる脱力スライドを
試してみてくださいね。

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脱力したフィンガリングも
練習してみてください↓↓
脱力フィンガリングの記事
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初心者卒業!進化を加速させるコツ

黒板に描かれた階段を登る棒人間

左手と一緒に右手も強化

ギターの演奏は、どんなに左手を強化しても
右手のピッキングがコントロールできないと
意味がありません。

左右の手が生み出すダイナミクスこそ、
あなたが求める『表現力』への近道です。

スライド練習と合わせて『脱力ピッキング』で
右手を強化してみませんか?

フレットボードの音名配置

覚えたスケールやコードトーンに
スライドを効果的にまぜることも
表現力を鍛える有効な練習になります。

まだ、フレットボード上の音名配置が
覚えられていない…という方は、
こちらの記事も参考にしてみてください。

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